下関法人会
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作文・習字コンクール

公益社団法人下関法人会では、国税庁の広報週間「税を考える週間」(毎年11/11〜11/17)に併せ、下関納税貯蓄組合連合会主催のコンクールに協賛し、優秀作品には法人会会長賞を贈呈しています。

平成30年度作文・習字の公益社団法人下関法人会 会長賞 受賞作品をそれぞれ2点ご紹介します。
社団法人下関法人会会長賞

【ふるさと納税】

下関市立垢田中学校 3年
竹森 心美 さん

【納税準備預金】

下関市立勝山中学校 3年
工藤 琉楠 さん


※表彰式はご欠席
後日贈呈致しました。
社団法人下関法人会会長賞
「身近な税金について」
下関市立長府中学校 一年 松谷拓海 さん

 僕の祖父は七十四歳です。腹膜透析を自宅で一日四回、それを週五回。病院で血液透析を週一回している。他にも色々悪い所があって、手術をしたり、入退院を繰り返していた。
 ある日、入院中に脳梗塞を起こして、入院先の病院からドクターヘリで大学病院に緊急搬送されました。

 入院先の先生方や、フライトドクターや色々な方の迅速な対応のおかげで、一命をとりとめました。大学病院でも、二回目の脳梗塞になって左半身まひになってしまいました。
 祖父の容態が落ち着いてきた時、祖母と母が話していた内容が気になりました。「入院費、気になるね。ドクターヘリってお金掛かるんかね?ヘリって高そうだよね。」という内容でした。僕はすぐにスマートフォンで調べてみて驚きました。
 緊急時に出動するドクターヘリは、国から最大九割の補助と、自治体から一割の負担により、救急車と同様に患者さんを搬送しても、患者さんへの負担は一切かからない、ということです。ドクターヘリの様な大型ヘリを一時間飛ばすと約五十万円から百万円、また、大型ヘリを一機運用させるのに、年間約二億三千万円するそうです。それを全て税金で賄われている事を知り、税金そのものに興味もなかったのに、もっと身近な税金の事から知りたいと思いました。
 僕の祖父は透析もしていて障がい者一級、介護認定も受けています。
 「透析」「障がい者一級」この二つのワードにも、税金がたくさん使われていました。人工透析は、自己負担で受けると、一ヶ月あたり約四十万円、年間となると四百八十万円もかかります。一九六〇年代後半に、人工透析法が導入され、一九六七年には血液透析が健康保険の適用になりました。行政や政府が多くの腎臓病患者の要望を受け入れてくれ、今のような自己負担の少ない助成制度、「公的扶助」ができました。この制度で僕の祖父が住む長門市では人工透析の自己負担額が月額五千円になっています。
 それに祖父は透析により障がい者手帳を持っています。それにより国や市から必要な援助、税金の減免や免除、福祉サービスなどの社会保障制度によって支えられています。
 日本は消費税八%ですが、デンマークでは二十五%という、実に日本の約三倍の税率です。しかし老人には介護サービスも無料で、お小遣いまでもらえます。高い税率を払っても、老後の心配や貯金も考えなくてもいいのです。
 日本では消費税八%から十%、わずか二%上がることに反対する人や滞納をする人がいますが、きちんと納税をすることで、安心安全な生活ができ、老後にも手厚い社会保障が受けられるのに、と悲しい気持ちになります。
 僕が税金を納める歳になったら、よりよい老後のために気持ちよく納税をしたいです。

「税金の役割ってなんだろう」
下関市立安岡中学校 一年 安田圭汰 さん

 「税金」という言葉の意味を辞書で調べてみた。辞書には、「国や都道府県、市町村がそこに住んでいる人々から集めるお金のこととあった。消費税、所得税、酒税、たばこ税など、僕はいくつか税金の名前を知っている。しかし、それがどうして納めなければならないのか、誰のために、どんな風に使われているのかはあまり知らない。


※表彰式はご欠席
後日贈呈致しました。

 父に税金のイメージについて聞いてみた。すると、「払いたくないのに、払わされている感じ。」と言っていた。納める義務がある税金なのに、なぜ「払わされている」という気持ちになるのだろう。それはたぶん、税金がどのように使われているのかよくわからないからだと思った。
 税金の使い道のひとつに教育がある。僕たちが使っている教科書は毎年無料でもらえているが、これは税金で買われているものだった。また、学校施設そのものの維持や管理もすべて税金が使われている。僕たちが学校に通うことができるのは、税金のおかげだとわかった。学校はとても古いけれど、国民の税金でできていると思うと、大切に使わなくてはいけないと思った。音楽室の机には落書きが多いけれど、こんなこともしてはいけないと思った。
学校以外の公共施設にも税金は使われている。身近なものだと、下関北バイパスだ。バイパスができたことで、バス通りの渋滞が緩和されたり、下関駅方面へ行くときの時間が短くなった。母は通勤で利用するのでとても助かると言っていた。
 税金に関する本を借りた中央図書館も市の施設だから、税金で作られていることになる。調べてみると身の回りには税金でできているものがたくさんあるなと思った。
 その他にも様々な税金の使い道がある。例えば災害からの復興に関するお金だ。今年七月にあった西日本豪雨災害は激甚災害指定された。激甚災害に指定されると、その被害にあった自治体への財政援助として補助金が配られる。その補助金も税金でまかなわれている。被害が大きすぎるとその地方の自治体だけで復興するのは難しいから補助金がでるらしい。災害で日常生活ができなくなった地域の助けになる使われ方はとてもいいことだと思った。普段税金についてなんて考えたことがなかったけれど、今回調べてみて、必要なことに使われていることがわかった。
 いずれ消費税が十パーセントになることが決まっている。消費者側からすると嫌な感じがするが、その分僕たちの生活が良くなっていくと考えると消費税が上がってもいいのではないかなと思う。ただ、上がらないで済むなら上がらないでほしい。そのためには、必要のないところに税金を無駄づかいしていないか、税金を納める側もしっかり知っていなくてはいけないなと思った。

 
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